the Box

このBlogを今のwebsiteへ移動する前に掲載していた写真。これは棺桶。

10年以上も前になる。SFのHenryのTattoo Studioに弟子入りしたとき、
一番はじめの仕事が、この棺桶のペイントだったように記憶している。
HenryはこれをThe Boxと呼んでいた。
彼は友人から、その友人の母の為のThe Boxオーダーを受けて制作していた。
上の写真にあるように、お店のエントランスで制作されていた。
デザインはHenryのもので、私は色塗りを手伝った。
The Boxは私が居るうちに完成した。
と、いうのも、そのときの私はvisaが無かったので時折日本へ帰らなければならなかった。
3度海を越えた後、3年後にvisaを取り、SFへ移住した。

そのSF生活前の3年間の前、、、回りくどい。
とにかく、私はSanta Rosaで開催されたTattoo ConventionにHenry達と参加した。
そのとき、HenryはそのConvention会場になっているHotelの自室に引きこもり
私はときより一人Boothで、”Henryはどこに居るの?”との質問に答えたり、
謝ったりしながら、co.crewや人々の”He should be here…云々”を聞きながら、、¯\_(ツ)_/¯
そんなおり、私はBoothで彼女に会った。棺桶の持ち主だ。
彼女は車椅子に座っていた。皆と同じ質問を受けた私は彼女をエレベーターホールまで案内し、Henryの部屋の番号を伝えた。
その後、会場に戻ってきた彼女は一輪の赤いバラを私にくれた。

そのSF生活前の3年間の日本 東京のある早朝、3時頃だったか?
電話で叩き起こされ、応答すると、それはHenryだった。
The Boxを使う事となったと…
と、言う事は、、彼女は亡くなってしまった。と、言う事か(?_?),,,i’m sure.
The Boxには、実は2名入ったとHenryは話を続けた。
,,,i’m not sure (?_?) now.
Henryによると、彼女が亡くなった3日後に
The Boxをオーダーした彼女の娘も亡くなったので、
二人を一緒に棺に納めたというのだ(o_O;)WHatt?
電話口で驚く私に、彼は、言った。
“二人が一緒にThe Boxに入っている写真を撮ったので、それを送ってやろうか?”
私は口ごもった。”そ、そ、それは、、どうなのかな、、I don’t know,,,”
私が二人の死に顔を見るのを恐れていると察した彼は言った。
“お前はそう言うが、しかし、、死とは厳かなものだ。”
そのときの明確な英語が思い出せないのだが、そうのように言われたと記憶している。

結局、その写真を見る事はなかった。

2016年7月13日追記:
もう何年も前の話なのに、今頃思う。
彼女は深紅のバラが大好きなので、HenryにThe Box制作を依頼し
話に聞いたかもしれないが、たぶん、Santa Rosaに住んでいたのだろう。
私が会った彼女は南米風の顔立ちに数年前は全て黒髪だったであろう
グレーのストレートロングヘア、そしてバラを髪に挿していた。
Henryといえば、Rose Tattoo & Dead Head Sailor;P
たぶん、彼女達はHenryの作ったThe Rose Boxに
深紅のバラに包まれて眠っていたのかもしれない。
その姿が美しかったので、写真に撮ったのだろう。probably.

8/18/2017 Post:
他の写真を探していたら、この写真を見つけました。
彼女の持っている花は、、、これは薔薇ではなく、椿ではないですか😬
大きな勘違いです。I am so sorry.
しかし、椿。

tsubaki

Author: Hariillustrated

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